現在育てている植物は48ありました。
数えてみたら驚きましたーこんなにあるとは。
「夏の庭」読了。
少年3人組が人が死んだ瞬間を見に行こうと、なんだか死にそうなお爺さんを見張っているうちに世話をするようになり、交流を通じて人の「死」を考えていく少年たち。
きっとこの夏の交流は2度とできない。
著者の湯本香樹実さんがこの本を書くきっかけが母方のおじいちゃんが大酒飲みで、なんだか不真面目なところもあり当時子供の著者はなんだか近寄り難く遠ざかっていたけど、いざ亡くなって思えばもっと歩み寄っていればよかったと後悔したことがきっかけだそう。
驚いたことに全くと言っていいほどぼくも同じ経験をしていました!
同じように少し遠いところに住んでいた母方のじいちゃんを小学校四年生の時に亡くしたんですけど、まあ大酒飲みでいつもオオゼキのワンカップ持ってる人で酒癖悪く色々迷惑ばかりかけていたそうな。
当時のぼくもやはり近寄り難く、怖いし話しかけられたくなくて遠ざかっていたんです。いつも酔っぱらってよく絡んできてどうしていいのかわからずでした。
だから母方のじいちゃんとはあんまり記憶がなくて。。
でも、すごい覚えているのはじいちゃんが昼にぼくをラーメン屋に連れて行きたい言っていたそうで、ぼくは嫌すぎて(怖いので)妥協策として父についてきてもらったんですけど、会話とかは特に覚えていないんですけどあん時はお酒を飲んでなくてあんまり酒臭かなかったような気がします。
じいちゃんはすごい楽しそうだったのを覚えてます。
それから何年後かに死んでしまったんですけど、死んでしまう前に学校の授業でおじいちゃんおばあちゃんに手紙を書いてみようってのがあって、なんとなーく母方のじいちゃんに手紙書いて送ったりしてまして。
そしたら遺品整理の時に財布かカバン(どっちかは忘れました)からぼくが書いた手紙が出てきたそうでずっと大事にしまってあったそうです。
それを今25歳になって考えてみたら確かに怖いイメージはあったけれど酒臭いイメージもあったけれど、もっと歩み寄っていればよかったなあと今ではとても思います。
もしかしたら孫と男二人で色々話したかったのかなあなんて。
今度は二人でらーめん食べたいですね。