そうですね

 

 

アスパラです。

家にwifiがないので

たまに夜、マックに行って動画やブログを書いたりします。

 

 

家にいるときは庭をぼーっと眺めてたり、好きな本を読むことがより多くなった。

良い時間です。

 

 

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ついこの間、原田マハ「本日はお日柄もよく」

を読んだ。

 

すごく感動した。目頭が熱くなった。

 

 

 

簡単なあらすじとしては、OLの二ノ宮こと葉はずっと好きだった幼馴染の結婚式に最悪の気持ちで臨んでいた。

 

ところが人生を狂わすほどの感動的なスピーチと出会う。

すぐにスピーチの主である伝説のスピーチライター ”久遠久美”に弟子入りした彼女はいきなり「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢されるという話。

 

 

言葉の力

のすごさを素直に受けることができるこの本。

 

たった一つのスピーチで運命が変わることはもはや偶然ではないと思う。

 

 

 

 

僕はずっとサッカーを大学まで部活でやっていました。

大学では部員が約200人いたのでそりゃ周りの人はすごい選手ばかり。

3年生になっても試合に一回も出れなく、下手だしバカにされるし、日々葛藤です。

 

 

毎年夏冬と合宿があり、冬の合宿には最高学年が後輩たちにスピーチをします。

 

 

僕はメモに書きためておいたことを読もうと思っていましたが、本当にこのままでいいのか、、と考えてメモを捨てて当時の胸の内を正直に話しました。

 

もし途中で言葉に詰まったりしたらどうしようと直前に頭をよぎりましたが話し始めると止まらなかったです。

 

どんどん言葉が出てきていて、今まで自分のことを笑ってきた周りの人たちも気が付くと真剣に聞きこんでくれている。

びっくりした。

 

その時初めて気が付いたのが、馬鹿にされた、ひどいこと言われたと言ってはふさぎ込んでいたけれど一度だってみんなに本気で胸の内を話したことはあるのか。

実際いま聞いてくれているみんなの目は笑っていない。

初めてみんなと、そして自分と向き合えた気がしました。

 

 

その機を境にみんなのぼくを見る目が一気に変わって自身も少なからず好転していけたのはあの時、正直な気持ちを言葉に乗せてスピーチできたからだと今でも思う。

 

 

そうそうスピーチはする機会はないかもしれないけれどこれからも正直に話せると思う。

 

読んで思った。というよりは思い出した。